「キングオブキングス」はファンタジー世界を題材にしたウォーシミュレーションゲームです。
ファミコンで出ました。
初期のシミュレーションゲームですが、後発より優れた点がいくつかあります。
後発のゲームは武器の強さが一定で、個性付けがテキトーになり、アニメーションだけでごまかす系のものが増えました。
また、地形効果も「とってつけた」だけで、あまり意味のないものが多いです。
キングオブキングスは、相手により基本攻撃力が別々に設定されているので、パラメータが細かいです。
また、地形効果が高く、「どうやって移動して、どこに陣取るか」という本来の戦略シミュレーションの意味と効果を持っています。
とくにすごい点は、面クリア型のキャンペーンモードの他に、ステージを選べて設定を自由にできるモードがあり、そちらの方では最大4勢力で遊ぶことができます。
また、各勢力のハンデ、プレイヤーが操作するかCOM操作か、勢力間の同盟といった要素をプレイ中に自由に設定することができます。
これにより、通常の戦略シミュレーションの遊び方だけでなく、シミュレーション初心者やゲームの最低限のルールがわかる子供にも遊べるゲーム性があるのです。
それだけでなく、設定を変えることにより、箱庭的にクリエイティブにいろいろな遊び方ができてしまいます。
まさに「遊びをクリエイトするナムコ」という古き良き時代のナムコ状態です。
作り手が上から環境やルールを与えた設計主義のゲームではなく、「おもちゃで自分であそぶ」という作りができているのです。
ネット情報やアマゾンレビューなどでは歪んだ遊び方や人がレビューしているかもしれませんが、そこで先入観を植え付けられて敬遠するとモッタイナイ系の名作です。
良くできているゲームなので、攻略本も「ハーピー作戦」など考えた戦略が紹介されたいい本になっています。
リメイク系は案の定イマイチ…
良くできた原作は原作でそのままリメイクなどせずに放っておくのが良いでしょうね